緊急地震速報から地震への備えを見直すーわが家の場合

2018年10月4日00:15、緊急地震速報を知らせる音が、携帯電話からけたたましく鳴り響きました。

普段は寝ている時間ですが、たまたま私も夫も起きていました。

緊急地震速報時の行動

私がとった行動を思い起こしてみます。

1)緊急地震速報を認識
2)懐中電灯を点灯
3)テレビをつける
4)廊下のドアを開けると同時に(出口の確保)、一時避難用のリュックと靴を取りに行く
5)パジャマから出かけられる服に着替える
6)待機

夫はすぐ子どものもとへ、駆けつけました。

わが家の避難用リュック

わが家の避難用リュック

良かった点

・私は懐中電灯や避難リュック、夫は子どもの安全確保と、とっさに役割分担ができた
・ドキドキしながらも、冷静に対処できた

改善点

・テレビをつけると同時に、ラジオもつけたほうがよかったかもしれない。停電になったら、テレビは見えなくなるから
・待機している時に、懐中電灯だけでなく、各自用意してあるヘッドライトを装着したらよかった

翌日以降にしたこと

翌日以降にしたこと、今後の検討事項をメモします。

・ラジオと懐中電灯の電池を入れ替える(本当は3月11日と9月1日に入れ替える予定だったが、9月1日ができていなかった)。
・一時避難用のリュックに入れていたサプリメントが期限切れだったので、買い換える
・一時避難用リュックに下着と肌着を新たに追加する(未完了)
・ヘルメットの購入の検討
・備蓄食料品の賞味期限の確認。期限が近いものは新たに購入し、古いものは食べる
・寝室に、できれば靴、せめてスリッパを寝室に置いておいたほうがいいかもしれない。要検討(100均でスリッパをとりあえず購入後、検討)

きちんと備えたい私と、関心がない夫と

わが家では、1週間分程度の食料品などを備えています。水かお湯を注げばOKのアルファ米やカセットコンロとガスボンベ、水、使い捨ての割り箸、紙皿、紙コップなどです。それに加えて、普段の食生活で使うレトルトや缶詰、梅干しや塩、米なども、少し多めに常備しています。

例えば、カレーは3人×3袋=9袋は、常にあるように気をつけています。

わが家で備蓄しているアルファ米

わが家で備蓄しているアルファ米

防災用品をストックしておく場所もとります。あまり広い家ではないので、場所に関しては大きな問題です。

いままでは、おおっぴらには反対しないけれど「そんなにしなくてもいいんじゃないの?」という気持ちが透けて見えていました。見て見ぬ振りといった感じでしょうか。私は「子どもと家族を守りたい」という気持ちで備えていたのですが、温度差がありました。

緊急地震速報が鳴ったこの時はじめて、私が地震に備えていたことを、夫に感謝されました。

東日本大震災を東京で経験していても、他の地域で地震があっても、水害があっても、自分ごととは捉えられていなかった夫。

今回、はじめて防災・減災にも少し興味を持ってくれたようです。これからは、備蓄などやりやすくなりそうです。

 

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投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。