『an・an SPECIAL 新装版 女性のための防災BOOK』は女性に必要な防災グッズがよくわかるー防災本シリーズ2

防災本シリーズの2回目は、『an・an SPECIAL 新装版 女性のための防災BOOK (マガジンハウスムック)』です。

本書は、女性のために書かれた防災本です。

大きく3つで構成されています。

一つは、防災の基礎知識
二つは、防災グッズ
三つは、支援をするための情報

一つずつ見ていきたいと思います。

防災の基礎知識がコンパクトにまとめられている

2〜18ページは、防災の基礎知識がにコンパクトにまとめられています。

例えば、
・もしものときの対策は万全?
・こんなときに地震が起こったら?街中にいるとき、自宅にいるとき、その他シチュエーション
・身の回りを点検しよう
・備蓄を生活の中に組み込もう
などです。

地震が起こった時、海や川にいた時はどうしたらいいか?電車に乗っていたら?自宅から遠く離れたところにいたら?お風呂に入っていたら?エレベーターに乗っていたら? しちゅえ−ションで避難方法や身の守り方が変わってくるので、ざっと読んでおくだけでも、ためになりした。

もう知っているよ、と思うのではなく、繰り返し家族で確認していきたいところです。

女性に必要な防災グッズが、写真付きで掲載

19〜65ページは、防災グッズが紹介されています。

特徴1 写真付きで掲載されている

このページは、写真付きで防災グッズが紹介されています。写真のよさは、パッと見て理解できることと、掲載されている同じ商品でなくても「こんなものを選べばいいのね」とイメージできることです。

また、このグッズがなぜ必要か、どういう時にどんな風に役立つか丁寧に書かれています。

特徴2 女性には必要なグッズ

本書のタイトルに”女性のための”とある通り、女性に必須なものもわかります。

例えば、生理用品、ビデ、紙ショーツ、大判ストール、洗顔料、ポーチなどが紹介されています。確かに災害時は手に入りにくく、女性にとってはないと困る、あったら便利なものたちです。

支援する側に立った時に役立つ情報

67-75ページは、支援する側になった時のための情報です。

正しい支援とは何かについて書かれていて、ドキッとさせられます。

私地震、支援をする側、される側のミスマッチを自分自身が起こさないためにも、読んでおいてよかったと思いました。

終わりに

生理用品など、女性にとって必要不可欠だけれど、一部の男性にはなかなか理解されないものでもあります。そして、言い出しにくくなりそうなものでもあります。

私自身の防災グッズを考える時、とても参考になった1冊です。

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投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。