萩野文さんの講座「お産が楽しみになる出産の知識」MOMCREW定例ミーティング2017.6より

月初めは、MOMCREW定例ミーティングの日です。6月1日に、出産ドゥーラの萩野文さんを講師に招き、「お産が楽しみになる出産の知識〜安らかな心で産む準備〜」を学びました。


萩野文さん

まず、萩野さんはいいます。「陣痛と痛みは、ケガや病気の痛みとは違い、赤ちゃんが生まれてくるための歓迎される痛みであること」と。確かにそうです!そして、その陣痛は、身体を使って、和らげることができるということ。そうすると、リラックスして陣痛の波に乗れるということ。

冒頭だけでも、へえ〜、そうなんだ!確かに!!こんな気持ちです。

抗議する萩野文さん

 

お産の進行
陣痛のメカニズム
陣痛は波
ホルモンと陣痛
快適な環境とは
陣痛を和らげるアイテム
陣痛緩和
陣痛中の動き
パパがお産付き添いするときのポイント

今回は、これらをことを、細かく丁寧に教えていただきました。

お話を聞いている時「私がお産をする時、これを知っていればあんなに不安にならずにすんだのに」と思ったし、そして「この内容を伝えたい!」と妊婦さんの顔がぱっと浮かびました。

途中も、萩野さんは「お手洗いとか行きたくなったらいってくださいね」など、さすが出産ドゥーラだなぁというあたたかな気遣いがありました。萩野さんのやさしいお人柄がよくわかりますね。

ドゥーラという非医療者の立場でも、こんなにできることがあるんだと新鮮だったし、産もうとする女性に寄り添うことにただただ集中することがドゥーラの役割だと改めて認識しました。改めて、ドゥーラって素晴らしいな、自分がドゥーラって名乗れるってとっても嬉しいな、と思いました。

この講座を受けて感じたこと。それは、私たち産後ドゥーラも出産に関する知識がもっと必要だということ。私たち産後ドゥーラは主に出産後のサポートですが、妊娠中に妊婦さんのお宅に行くことも少なくなく、出産にのぞむ不安などをお聞きすることもあります。まずスタートライン、第一歩として、知識がもっと必要だとわかったことがよかったです。これから、少しずつ知識をつけるための学びをMOMCREWで提供していきます。

知識をつけるといっても、決して頭でっかちにならずに、妊産婦さんに押し付けたりせず、必要な情報を必要な時に、自分の引き出しから「はいっ」と取り出して伝えられるようになりたいと思います。

今回受講した方々は、明日から妊婦さんへの声かけに使えますね。どんどん学びをいかしていきましょう。

そして、お楽しみの持ち寄りランチ。ランチを食べる間も、講師にさらに質問したり、ドゥーラ同士悩みを話したり、料理の作り方を聞いたり、貴重な情報交換の時間です。
持ち寄ったランチ

ランチをとる様子

ドゥーラごはん

来月の定例ミーティングは、0−8歳の子どもの応急処置(乳幼児・小児の心肺蘇生法 、ケガの応急手当、救急車の呼び方など)です。

MOMCREW定例ミーティングは、登録クルー対象ですが、産後ドゥーラ・育児支援者・興味がある一般の方も有料にはなりますが参加いただけます。ご興味あれば、お問い合わせください。

 

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MOMCREWのブログ
http://momcrew.jp/topics/6月定例ミーティング~お産が楽しみになる出産/

講師の萩野文さんのブログ
https://mamasmamadoula.wordpress.com/2017/06/01/170601/

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。