第6回飯能ベアフットマラソン(裸足のトレイルレース)の5kmに出てみた 前編

今日は、ベアフットマラソンに行ってきました。

ベアフットマラソンとは

ベアフットマラソンとは、裸足で走るトレイルレースの一種で、この飯能の大会は、日本唯一の裸足レースです。

集合場所は埼玉県飯能市の加治神社。飯能は、裸足の聖地だそうです(この大会に参加するまで、知りませんでした)。北は青森、南は沖縄からエントリーしています。なんと、ケニアからの招待選手もいました。全部で約300人の、こじんまりした大会です。

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幼児  1.2km(未就学児・3歳以上)
キッズ 2.4km(小学生)
5km
10km
21.1km
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全部で5つの部があります。

この大会、実は友人に誘われて「裸足? 楽しそう!」と軽い気持ちで申し込みました。この軽い気持ちでOKしたのを、後で後悔するときは、この時には思いもしませんでした、

私が参加する5kmは一番最後、11:30のスタート。スタート前に、誘ってくれたあやさんと記念写真。この頃は、まだ余裕ですね。

スタート前の写真

レーススタート

いよいよスタート!スタート直後はどんどん登っていく急勾配。道も狭いので、追い抜き禁止。それを抜けると、いよいよ本格的に走り始めます。

かなり登ってきたので、呼吸があがってあがって、なかなか落ち着きません。「そういえば、4月5月と、水泳にもまったく行けてなかった。心肺機能がかなりおとろえてる。苦しい〜」と思いながらも、とにかく前に足を運びます。

徐々に集団から離されていきます。時々、折り返しの選手とすれ違う以外は、ほとんど一人の時間。

鳥の声、風が木をかけぬけるざわざわとした音、自分の呼吸の音、踏みしめる大地。森の中で自分との対話をしているようです。息はあがっているのに、意識はとっても冴えているような、不思議な感覚。この瞬間「ああ、このレースに来てよかったなぁ」という気持ちがわいてきました。

ベアフットマラソンの走路

自然と対話しながら自分の身体全部で走るのは、私が一時期はまっていたオープンウォータースイミング(海や川・湖など自然の水の中で行われる長距離水泳競技、私は3kmと5kmのレースによく出場していた)に似ている感じがしました。

そのうち、21.2kmのトップの選手たちに次々と抜かれていきます。すれ違う時、私があまりにつらそうに見えるのでしょうか、「ファイト」「ナイスランです」「もうすぐ折り返しです」など、声をかけてくれます。これが、すごく力になりました。でも、声をかけてもらった時、どうすればいいのか、よくわかりません。「どうもです」かな?「ありがとうございます」だと長いし、一方的に受け取る感じでこの場にはふさわしくない感じだし。どなたかご存知でしたら、教えてください。

この時点で汗だくです。ちょっと気分転換しようと、誘ってくれたあやさんにもらったアメを食べることに。塩分を補給します。「この人、こんなのんびり走ってるのに、写真なんか撮って」って思われるかな、真剣に走っている方が見たらあまりいい気持ちがしないかな、そして恥ずかしいなという気持ちがあったので、人がいない時を見計らって写真を撮りました。

塩分補給のためのアメ

後半に続きます

日本ベアフットランニング協会
https://www.hadashirunning.jp

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。