アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー2018東京開催3日目 プレゼンテーション
サービス・アカデミー3日目は、プレゼンテーション。10時に資料が締め切られ、10時30分からはじまります。
順番はアイウエオ順なので、赤星(アカホシ)の私が一番目。相田(アイダ)さんとか青木(アオキ)さんとかがいないと、だいたい一番です。結婚前はいつも後ろから2、3番目の苗字だったから結婚当初は嫌だったのですが、もう慣れてきました。
トップバッターということで、異常な緊張感です。手は震えてくるし、変な汗はかいてくるし、血の気は引いてくるし。でも、順番は変えられないので、とにかくやるしかありません。
トップバッターは、比較対象がいないので素直に聞いてもらいやすいこと、すぐ終わるので後が楽というメリットもあります。
プレゼン発表
いよいよプレゼンです。持ち時間は、5分。5分って、短い!
パワーポイントは13枚になったので、必要なところだけに絞って話します。
プレゼンの内容は、この3日間に得た学び、弊社の事業紹介、あるべき姿、顧客の再設定、あるべき姿と現在の姿のギャップを解消するための四つの方策、半年間の行動計画(の一部)です。
私が重視したのは、5分という時間を守ること、わかりやすく伝えることです。
時間がオーバーすると、他に人にも影響が及びます。時間は守れました。
聞いていた方々の反応は、プレゼンに関しては「ブラッシュアップされた素晴らしいプレゼンだった」「整理されている」「落ち着いたプレゼンで聞きやすかった」「わかりやすいプレゼンで納得感が高かった」などといった感想をいただきました。
プレゼンは苦手意識があるのですが、そろそろ苦手意識を手放してもいいかもしれませんね。
事業に関しても「これから必要な仕事だと思う」「ビジョンに共感しました」「応援しています」「頑張ってください」などの言葉をいただき、素直に嬉しい。
みなさんが書いてくださったコメントシートは、私の宝物です。
メンターの方々からも励ましやアドバイスをいただけて、本当にありがたかったです。
他の方々のプレゼンテーション
最初にプレゼンを終えたので、他の方々のプレゼンテーションを落ち着いて見ることができました。養護施設を出た後の就職支援、介護、外国人女性支援、建築、高校生支援、大学生の留学支援などなど、書ききれないほどみなさん素晴らしい事業をされていて、ここにいる人がみんな活躍できたら、それだけで社会はいい方向に行くのではないかと思うくらいです。
さらに、みなさんのプレゼンのパワーったら!プレゼンで感動したのなんて、はじめてです。内省して、はじめて見えてくるものがある。そして、それを発表する勇気!!初日からの変化に、なぜか胸がいっぱいになりました。
そして、メンターの方々の講評が、とても勉強になりました。自分の事業に置き換えたらどうなる?などと考えながら聞きました。浮かんだアイデアや改善点の逃さないよう、必死にメモしたのはいうまでもありません。
シニアメンター
このアカデミーでは、3名のシニアメンターがいます。石川治江さん、能島裕介さん、宮城治男さんです。3日間つきっきりでいてくださる安心感ったらありません。
石川治江さん。超大物社会起業家で、社会起業家の母と言われている方です。本質をずばりと指摘する姿は、見ているだけでかっこよくて痺れます。
私は大学院時代に石川先生の「ソーシャル・アントレプレナー論」を受講してから、石川ゼミの飲み会に参加させていただいたりしています。また、こちらの記事にも石川先生について書かせていただいています。
監修補佐の能島裕介さん。切れ味鋭いけれども、お人柄が伝わってくるので、素直に受け止められる講評の数々。
このアカデミーを主催してくださったETIC.の代表理事、宮城治男さん。いつも参加者を見守ってくれているのを感じました。頼り甲斐のある、お兄さんといった印象。
私たち参加者は必死ですが、朝早くから夜遅くまで、見守り、叱咤激励してくださったメンターの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
主催のETIC.
主催してくださったETIC.さん。宿泊や食事の手配はもちろん、折々に一人ひとりを気遣って声をかけてくださいました。目も心も配ってくださっているのを感じました。
細かなことを気にすることなく、どっぷりとプログラムに集中できたのは、主催者のみなさんのおかげです。
3日間を終えての感想
参加するまではとても不安でした。厳しいと聞いていたので、乗り切れるか心配でした。子どものことも心配でした。私は比較的自由に夜も仕事で出歩いていますが、それでも終電か、最悪タクシーで帰ることにしていて、外泊は出産後はじめてです。しかも、2泊です。なんとか父と娘で協力して過ごしてほしいと、祈るような気持ちでした。そんな不安の中でしたが、何か得ることができるはずと、思い切って参加しました。
まだ言語化できませんが、私の中で確実に何かが変わりました。
二泊三日の間は、熟睡できず、疲労困憊。終了後数日間は疲労でしんどかった。経営者は、日々いろいろなことがあるので、考える時間がとれません。しかし、物理的にも精神的にも逃げられない、徹底的に自分と事業とに向き合うプログラムになっていました。これが本当にしんどい。でも、向き合わなければ、次に進めないのです。
初日に言われた「ダイヤモンドがダイヤモンドによって磨かれるように、経営者は経営者によって磨かれる」という言葉、本当にそうだなと、3日間を振り返って納得できました。
参加して良かったです。
会社を始めてから、何度も覚悟をしてきましたが、今回もまた一つ、覚悟を決めました。会社経営って、その繰り返しなのでしょうか。
半年後のフォローアップ研修では、みんなの前で成果を発表したい!そのために、目標をタスクに落とし込むことから始めます。
半年間は、あっという間です。一日一日を大切に過ごしていきます。
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投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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