「産後プランニングのワークショップ」MOMCREW定例ミーティング2017.9より
2017年9月のMOMCREWミーティングは、産後プランニングのワークショップでした。
この産後プランニングについて、みんなで一緒に考えてみようという趣旨です。
産後プランニングとは何か、どうすればみんなに役立つ時間になるか、この講座が終わった時の到達点は何か、などを考えながら、講座の組み立てをしました。
産後プランニングとは何か
産後プランニングについて、MOMCREWのサイトでは、次のように書いています。
産後の生活から、夫婦の家事シェア、新しい家族のあり方まで、産後のありとあらゆる計画を立てることを、私たちは「産後プランニング」と呼んでいます。出産のためのバースプランの産後版といったところでしょうか。
まずはご夫婦の状況や周囲のサポート、上のお子さんのことなど、約50項目にわたってお聞きしていきます。新しい家族を迎えた生活について、父親・母親としてどう生きるか、子どもの将来などを見つめるサポーターとして、一緒に考えていきます。
その上で、ご希望の方はCREWのサポートがどの程度必要か、ご提案いたします。
そもそも、産後プランニングとは、産後ドゥーラが考えた言葉。産んだらなんとかなるのいきあたりばったりではなく、こんなに大変だったなんて知らなかったとなげくのではなく、産後も計画を立てて臨んでほしいという気持ちから生まれたものです。
産後プランニングの要素とは?のワーク
まず最初に、産後プランニングについて、疑問に思っていること、不安なこと、困っていることなどを一人ひとり話してもらい、みんなでシェア。
その後、産後プランニングの要素について、書き出してもらうというワーク。3人1組になって、産後プランニングから連想するワードを、どんどん付箋に書いてもらいます。その後、グループごとにワードを眺めながら、話し合ってもらいました。
「○○についてあげてください」などと限定しなかったのは、産後プランニングを広く捉えてほしかったからです。
いろいろなワードが出てきました。それらをシェアしてもらうと、グループごとの特徴も出てきて、とても興味深く聞きました。
困っていることをみんなで考える
予定では、ロールプレイングをする予定したが、時間が押していることもあり、そして参加者の方の雰囲気から、急遽予定変更。最初にシェアした内容で、困っていること、解決したいことを、みんなで考えることに。
「(自分が)緊張してしまう」という悩みに、「私、緊張しています」と言ってしまうという人もいたりしました。
「出産後の初回訪問で、産後プランニングもしたいけれど、実際の家事・育児のサポートもしたいけど、時間の制約もあり中途半端になってしまう」という悩みに、答えは出ませんでしたが、意見を出し合いました。
終わりに
産後ドゥーラのサポートもそうですが、答えや正解があるものではありません。100人のクライアントとドゥーラがいれば、100×100で10,000通りの産後プランニングがある。
産後プランニングについては、いろいろな側面があり、引き続き探求していきたいテーマだと感じました。
*この後、赤星の誕生日を祝ってもらいました。その様子は、こちらの記事をご覧ください。
投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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