発酵文化人類学出版記念 パントーク! パンをめぐる発酵文化人類学 小倉ヒラク×梶晶子に参加しました
8月30日にあった、発酵文化人類学出版記念 パントーク! パンをめぐる発酵文化人類学 小倉ヒラク×梶晶子に行ってきました。
尊敬する友人の梶晶子さんが、私が大ファンである小倉ヒラクさんとイベントをすると聞き、これは何が何でも行きたい!と、楽しみにしていました。
この日は、ちょっとしたハプニングがあり、行くのをやめようかとチラリと思いましたが、いや、行く!と、20分ほど遅れましたが参加してきました。
到着すると、ヒラクさんが、ユーラシア大陸の東西における食文化の違い、粒食と粉食について話しているところでした。
すごくマニアックな内容です。
・ブドウは乾燥に強く、井戸のポンプの役割を果たす。ブドウジュースを安全に、かつ長期間保存できる飲みものを作る過程でできたのがワインだった。
・パンとビールは4000〜5000年前からあり、似たようなものだったのではないか。
・古代ギリシャでは、酢は病み上がりの人に飲ませたり、けが人の飲ませたりしていたほど、抗菌作用の強いものである
・ホモ発酵とヘテロ発酵
こんな感じで、トークは続きます。
ヒラクさんと梶さんが並んで話している様子が、なんだかとっても嬉しくて、ニヤニヤしてしまい、もしかしたら変な人だったかもしれません。
そうそう、梶さんが焼いてくれるパンの説明がありました。
・酒だね
・楽健寺酵母(りんご、人参、長芋、お米と砂糖でできた酵母)
・ルヴァン種
・パネトーネ
・ライサワー
これらの酵母を使ったパンが後ほど食べれるそうです。楽しみ!
そして、天才発酵料理家の森本桃世さんによる、発
森本桃世さんのお料理は、発酵していないものがないという、発酵好きにはたまらないもの。お味もどれもすっごくおいしい!一つひとつ説明したいけれど、私には珍しくおいしいとパクパク食べてしまい、あっという間になくなりました。
そして、ヒラクさんの差し入れの赤ワイン。ブルゴーニュ シャトーラファエット ロトシルト(ワイン詳しくないので聞き間違えているかも)は、1本20〜30万円もするとか。その生産者さんが別の畑で作ったワイン、2006年のもの。これが、もうたまらないお味でした。私はビンテージワインをあまり飲んだことないのですが、私がいままで飲んだワインの中でNo. 1です!香り、含んだ時の味、喉を通る時、ごっくんとした後に鼻から抜ける香り・・・。ああ、おいしかった。
お皿に乗り切らないほどあったパンも、あっという間にお腹の中に。梶さんのパンは、いつ食べても本当に体がよろこぶおいしさ。いつも翌日のお腹の調子はいいし、体が軽い気がするのは、きっとこのパンのおかげだと思っています。
こんな内容なら、1日聞いていられる!もっともっと、お話聞きたい!!って思いました。
最後に、ヒラクさんの本を持参して、サインしてもらいました。梶さんと一緒に、3人で写真をパチリ。感激です!
梶晶子さん、小倉ヒラクさん、そして森本桃世さん、参加者のみなさま、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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