うみそだて大学開講記念講演 私の“子育ち”論−子どもが自ら育つ環境を親や周囲の人がいかにつくっていくのか−
いよいよ1月15日、「うみそだて大学」が始まります。
最初の講座は、開講記念講演として、萩原なつ子先生に
私の「子育ち」論ー子どもが自ら育つ環境を親や周囲の人がいかに作っていくのかー
についてお話ししていただきます。
萩原なつ子先生について
萩原なつ子氏略歴
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科委員長/特定非営利活動法人 日本NPOセンター代表理事。著書に「市民力による知の創造と発展」。内閣府男女共同参画推進連携会議議員、中央環境審議会委員等歴任。2004年より日本NPOセンター常務理事、副代表理事を経て2018年より特定非営利活動法人 日本NPOセンター代表理事。専門分野は環境社会学、非営利活動論。
萩原先生は、お子さんが小学校1年生の時に、単身での海外留学を1か月半もされています。その時お子さんに、一緒についていくか、それとも日本に残るか聞いたそうです。すると、お子さんは日本に残ることを選択し、単身での海外留学となったとか。
私が大学院時代、時々子どもも連れて行っていたのですが、それは先生が「子どもも一緒にいらっしゃい」と言ってくださっていたからです。
講演内容
先生との打ち合わせの時に聞いたお話しを少し書きます。
親が自己肯定感が持てないと、再生産してしまう可能性もあります。親は支配者ではなくコーチであり、ケアをされる対象ではあるが、ハラスメントの対象ではありません。ではどうすればいいのか?それは、常に選択させる、選択肢を与えて考えさせることだという萩原先生。
「子育て」ではなく「子育ち」であり、子育ちは「エンパワメント」。親は人の手を借りながら、子ども自らが育つ環境を整えるかを考えていく。家庭が閉じている現代だからこそ、親ではない大人と一緒に育てるという社会的養護の考え方が大切。子どもは社会的子どもであり、社会的孫であると、社会に開いていくことが重要なのです。
統計やデータも大切です。でも、まず社会的養護を実践して、キャリアを積み上げてきた萩原先生の体験を、ぜひ聞いてほしいのです。きっと勇気ができるし、心が軽くなると思います。
講座詳細
私の“子育ち”論−子どもが自ら育つ環境を親や周囲の人がいかにつくっていくのか−
●日時:1月15日(火)14:00〜16:00
●場所:あうるすぽっと 会議室B
豊島区東池袋4-5-2 豊島区立舞台芸術交流センター
(池袋駅東口より徒歩約10分)
https://www.owlspot.jp/access/
●申込締切:1月13日(日)23:59
詳細、お申し込みはこちら
→https://umisodate.jp
まだお席あります。会場でお待ちしております!!
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投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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