こぶたカフェ特別企画「じぶんも人も大切にしながらおとなになるための性教育お話会」に参加した 性教育は人権教育である

昨日は、高橋ライチさんに誘っていただいて、こぶたカフェ特別企画「じぶんも人も大切にしながらおとなになるための性教育お話会」に参加しました。その様子と感想をレポートします。

時間は10時から12時までの2時間。会場は、京王線上北沢駅から2分の、親子カフェ・イルソーレでした。

講師の土屋麻由美さん

まず最初は、講師の土屋麻由美さんの自己紹介。土屋さんは助産師になられて30年程。地域で自宅出産や母乳育児の手伝いをされています。妊娠SOS東京の副代表もされています。

性のことを正しく、当たり前のこととして伝えたいと、自分の子どもに話していたら、そのうち、周囲のお母さんなどに話をしてほしいと言われるようになったそうです。乳幼児の時期から家庭で性教育ができるようになればと、活動されているとおっしゃっていました。

性教育とは人権教育である

まず土屋さんが、「性教育は、人権教育です」という言葉に、私はハッとさせられました。でも、よく考えてみると、そうだよねと、すごく納得して、あとのお話がすんなりと私の中に入ってきました。

人権とは何か、わかっているようでわかっていないかもしれないと、調べてみました。

人権
すべての人間が生まれながらに持っているとされる権利。人間が人間として固有する権利。基本的人権。*広辞苑第4版より

なるほど。とすると、性教育は、すべての人間が生まれながらに持っているとされる権利を教育することであり、基本的人権に関わる教育ということがわかります。

これは、人間であれば必要な教育ということですよね。性別や年齢や人種や、そういったものに関係なく。

性教育はいつからする?

土屋先生の冒頭の自己紹介にもあったように、乳幼児期から家庭で話すといいそう。乳幼児期って早くないかな、思春期の直前でいいんじゃないかなと、この講座を受ける前は思いました。

しかし、「オムライスにケチャップをかけるとおいしいよ」というのと同等のレベルで、「男性の体は、女性の体は、こんな風になっていてね」という話ができるといいと土屋先生。なるほど! 確かに、体の仕組みや機能なのは、生物学的なものなので、淡々と伝えればいいんですよね。そして、性のことを意識する前に伝えることができたら、とっても伝えやすいです。

小学校も3年生くらいになってくると「エロい」という言葉を使ったりするとか。そして、思春期になったら、親とは話しにくくなりますから、その前がいいし、早ければ早いほどいいのではないかと感じました。

私の子どもは、現在小学校1年生。この時期に、このお話を聞けて、良かった。本当によかった。思春期まで少し時間があるので、早速勉強して、いろいろと伝えていきたいです。

現在の教育では性教育が含まれていない

日本では、義務教育の中には、現在、性教育が含まれていないそう。だから、性の知識をフラットに、正しく伝えてもらう場が、子どもたちにはありません。

性に興味を持つのは普通のことです。現在の社会的な環境を考えると、インターネットに容易にアクセスできます。すると、間違った、ゆがんだ形で性のことが子どもたちに伝わってしまいます。

間違った、ゆがんだ情報に接する前に、子どもたちに正しい知識を持たせることが、とても重要なのではないかと感じました。

他にも、幼児期から小学校低学年までに教えておきたいこと、LGBTのこと、性犯罪についてなど、どのように教育したらいいのか、お話を聞くことができました。

国際的にみると、正しい知識を身につけないと、かえって興味をもってしまうといわれているそうです。そして、日本は性教育に関して、先進国の中でとってもとっても遅れているとか。それはそうですよね。教育自体がほとんどないわけですから。

土屋先生の性教育の講座を開きたい

土屋先生の性教育の講座を開きたいです。うみそだて大学での開催がいいかな。

今回のお話を聞いて、乳幼児期から親に性教育の意識と知識があれば、とてもスムーズにいくと感じました。自分の子どもが性犯罪の、加害者・被害者になってからでは遅いのです。若くして望まない妊娠をしたりさせたりしてからでは遅いのです。

私も講座を企画しますが、みなさんも、土屋先生を地域にお呼びして、お話聞いてみてはいかがでしょうか。

土屋先生、高橋ライチさんと記念撮影

記念写真を撮らせていただきました。写真左から、主催者の高橋ライチさん、助産師の土屋麻由美さん、赤星。

お話会が終わると、希望者は引き続きランチ交流会。この時の様子は、次回レポートします。

関連記事
高橋ライチさんの講座「気持ちに寄り添う支援とは何か?」MOMCREW定例ミーティング2017.5より

関連サイト
土屋麻由美さんの麻の実助産所
http://asanomi-jyosanjyo.com

主催者の高橋ライチさん
がされている「リスニング・ママ プロジェクト」
https://lis-mom.jimdo.com/

親子カフェ・イルソーレ
http://www.oyakocafe-ilsole.com