岡田大介著『季節のおうち寿し』は、自宅でおいしいお寿司が作れるようになる本
今年の節分。わが家では、節分に恵方巻きを食べる習慣はないのだけれど、お刺身好きの私としては、お魚は食べたい!家族でどうしようか話したら、ワイワイ食べるのがいいねということになり、わが家は手巻き寿司にすることにしました。
酢飯は、いつもの酢飯のレシピではなく、今年は岡田大介さんの『季節のおうち寿し』に掲載されている酢飯の作り方にしてみました。
具材は、いつものキュウリ、大葉、ツナマヨ、納豆、魚(サーモン、マグロ、ブリ)、に加え、初めてアボカドもお試し。
準備をしている間、酢飯をテーブルに置いていたら、子どもがお腹が空いていたのか、酢飯をつまみ食いしています。ちらちらと見ていたら、ごはん一膳分くらいつまみ食いしているではありませんか!聞くと「おいしい!」とのこと。いままで酢飯をつまみ食いしたことはないので、よっぽど気に入ったのだと思います。
さあ、準備も整いました。いただきます!
やっぱり酢飯がおいしい!! 醤油をつけた時にちょうどいい加減です。
子どもは、手巻き寿司もいつもの1.5倍くらい食べました。子どもがいっぱい食べるということは、おいしいということです。正直なので、わかりやすいです。
それなのに、酢飯の写真を撮り忘れました。痛恨のミス!
と、前置きが長くなりましたが、 岡田大介著『季節のおうち寿し』をご紹介します。
著者の岡田大介さん
著者の岡田大介さんは、新進気鋭の寿司職人さん。東京都文京区に、完全紹介制・完全予約制の「酢飯屋」を開いておられます。酢飯屋は、私が唯一、自分で予約をとって通っているお寿司屋さんでもあります。
漁師さんと一緒に漁をしてみたり、野菜や調味料の生産者さんに会いに行ったり、食器の旅に出たりと、日本各地を巡り歩いています。
日本各地の郷土寿しも訪ねて歩き、掘り起こしもされています。
岡田さんに実際にお会いすると、にこやかで穏やかで、でも自然体で「ああ、またこのお店に来たいな」と思ってしまうお人柄なんです。
内容
一番最初が、酢飯のつくり方です。どんな具材にも合う「鉄板の酢飯」のつくり方です。
3合の場合、4合の場合、5合の場合が書かれているので、家族の人数や食べる量に合わせて、自分で計算することなく作れるのがいいですね。
内容は、『季節のおうち寿し』という名前の通り、春夏秋冬、節分、立春、七五三などの行事ごとにおうち寿しが提案されています。
面白いのは、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスなどにも、なるほどと思わせるお寿司が提案されていること。クリスマスのブッシュドノエルに見立てたアナゴ太巻きには、なるほどーと唸りました。
嬉しいのは、ガリの漬け方、だし巻き卵の焼き方、干ししいたけ・かんぴょうのおいしい煮方、魚の保存の仕方などが載っていること。これらの基本を押さえておけば、これからのおうち寿しが楽しくなること間違いなし!!
また、食べきれずに残ってしまったお寿司を、よみがえらせたり変身させたりといったレシピも掲載されていました。
感想
お寿司って、お寿司やさんで食べるもの、あるいは買ってくるものというイメージが強かったですが、この本を読んで、おうちでも、もっと気軽に作ってみようかなという気持ちになりました。
これから、わが家ではお寿司の回数が増えそうです。
関連サイト
→酢飯屋
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投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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