長期のお休みや連休は、子どものお手伝いにぴったりの時間
日常生活では、時間に追われて余裕がない時が多いのですが、長期の休みや連休などは、時間にも親の心にも少し余裕があります。そんな時は、ちょっと子どもにお手伝いをしてもらうのはいかがでしょうか?
このお正月休みに実家に帰省した際、子どものお手伝いの機会がいっぱいありました。
わが家の場合をご紹介します。
料理
お休みの時の食事作りは「私もたまには休みたい!」と、ちょっと面倒に感じることもあると思います。そんな時、子どもと一緒に料理をして、イベントのようにしてみるのがオススメ! 大人も子どもも楽しい時間が過ごせますよ。
だし巻き卵
突然子どもが、だし巻き卵を作りたいと言い出しました。お!だし巻き卵を作りたい!?料理に挑戦したいという気持ち、私は嬉しい!だったら、作ろう!!ということで、7歳で初めて出し巻き卵に挑戦。
今回は、ダシをとって調味料を計るのは親の仕事、卵を割って混ぜる、焼くのは子どもの仕事にしました。
自宅にある四角い卵専用のフライパンは、実家にはありません。「えー!このフライパンで作るの?」と不満そうな子どもですが、仕方ありません。
フッ素樹脂加工なので、すべって作りにくそうです。はじめてなので、箸ではなく、フライ返しでやってみました。
完成! 作りにくいフライパンだったわりには、そこそこ形になっています。
おじいちゃんにも「これ、お前が作ったのか。お!おいしいぞ!!」と言ってもらえ、照れながらも得意げな子どもでした。
お米をとぐ
最近は無洗米が主流ですが、お米を研ぐことは、まだしばらく身につけておいたほうがいい気がします。
子どもは、とぎ汁がだんだんとキレイになっていく様子が楽しかったようです。
お米がとげるようになれば、電気炊飯器のご家庭なら、子どもがご飯を炊くことができるようになりますね。
はんぺんのチーズはさみ焼き
子どもが「はんぺんにチーズを挟んで焼く」と言いだしました。テレビで見たりしたのかもしれませんし、自分で思いついたのかもしれませんが、詳細は不明です。せっかくなので、一緒に作ってみました。
包丁は、子どもが使えるようなものがなかったので、はんぺんに切り込みをいれるところだけ私がやって、あとは見守ります。
チーズを挟んで、バターを入れて、火をつけて、焼いて、ひっくり返して、選んだお皿に盛る。よくできました。
「おじいちゃんに食べてもらう!」と言っていたのに、自分一人でペロリと平らげていました。そんなところも正直で、子どもらしくて微笑ましい出来事でした。
いりこの下処理
いりこ(煮干し)のはらわたとり。わが家の味噌汁はいりこです。この下処理をしておけば、後々楽ができます。途中、「なんでこんなのやらなきゃいけないのー」と言いながら、「これが終わったらアイス食べよう」というおじいちゃんの言葉を励みに、黙々とこなしていました。
とても集中力がいる作業で、忍耐力も必要です。1袋やり終えるまで、よく頑張りました。この時、私は横で論文を書きつつ、励ましていました。
ドライバーを使う
実家の窓にカーテンをつけることになり、カーテンレールを買ってきました。子どもは興味津々です。普段はドライバーなど使う機会はあまりないですね。「やってみる?」と聞いてみると、案の定「やってみる!」とのこと。
簡単そうに見えるけれど、回す力が強すぎず弱すぎずのところを見つけるのが難しい様子。でも、楽しそうにしていました。
畑仕事
東京ではお手伝いできないことに、畑仕事があります。実家の畑で、何か経験してほしいなと思っていました。父に相談してみると、キウイを取る作業ならできるとのこと。
私は締め切りが迫った論文を実家に残って書き、父、夫、子どもの3人で畑へ出かけました。
このほか、柚子やキンカンの収穫もしたようです。
いかがでしたでしょうか?この連休も、何かお手伝いで楽しいことを計画したいと思います。
投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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