「論文って、どうやるの?」という子どもの問いに思うこと

修士論文執筆のため、朝4時おきを始めてから、数日たちました。だんだんと21時就寝、4時起床のリズムに慣れてきました。

今日も4時に起きて論文と格闘していたら、5時半くらいに、子どもが起きてきました。朝勉強していた以前もよくあったパターンです。気配を察して起きてきたんですね。寝起きの子どもと、こんな会話がありました。

子「おはよう。おかあちゃん、何してるの?」

私「おはよう。論文書いてるよ」

子「私、論文手伝う!」

私「論文手伝う? 手伝いたいの? うーん、そっか。手伝ってもらえることあるか、探しておくね」

子「わかった。で、論文ってどうやるの?」

私「・・・・・・」

するどい質問に、私は言葉に詰まってしまいました。必死に考えて、

私「とっても知りたいことを、勉強したり調べたりして、こう思いますって書くことだよ」

子「ふーん、発表会みたいだね」

私「そうだね。書く発表会だね」

子どもって、本質をついてきますね。

この会話で、論文を書く意味を再確認しましたし、大学院に入学した時の初心を思い出しました。

論文は、私は好きでやっているわけです。泣き言いったって、焦ったって、落ち込んだって、自分が選んだことです。誰に強制されていることでもなく、自分で望んでやっているのです。

家族の理解と周囲の温かい励ましなど、論文を書く環境を与えてもらっている。だから自分ができる限り、頑張ろうと、決意を新たにした出来事でした。

 

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。