基本のカスタードプリンの作り方 素朴で懐かしさを感じさせる味

今月は、カスタードプリンの作り方のご紹介です。

なめらかでコクを出すために生クリームと卵黄を加えるのが最近の主流ですが、今回は牛乳、卵、砂糖、バニラビーンズだけで作る、基本のプリンです。素朴でどこか懐かしさを感じさせる味は、何度食べても飽きることがありません。

キャラメルソースは煮沸消毒した瓶に入れておくと、冷暗所で長期保存ができます。

材料

【材料】直径7.5㎝高さ6㎝の容器6個分
●キャラメルソース
グラニュー糖……80g
水……大さじ2
熱湯……40cc
●プリン生地
牛乳……420cc
砂糖……80g
バニラビーンズ……1/2本
卵……4個

作り方

【作り方】

キャラメルソースを作る

① キャラメルソースを作ります。鍋に砂糖と水を入れ、さっと混ぜたら中火にかけます。沸騰して茶色く色づいてきたら火を止め、鍋をゆすってまんべんなく色づくようにしてきつね色に焦がします(この間、スプーンやヘラで混ぜると、砂糖が白く固まって溶けなくなる)。好みのキャラメル色になったら熱湯を少しずつ注いで、ヘラやスプーンでむらなく混ぜます。このとき、蒸気が高く上がるので注意してください。

キャラメルソースを作る

キャラメルソースを作る

② できあがったキャラメルソースをスプーンで型に流し入れます。

キャラメルソースを型に入れる

キャラメルソースを型に入れる

③ オーブンを150度に温めておきます。


生地を作る

④ プリン生地を作ります。バニラビーンズは縦に包丁目を入れ、さやから黒い粒をしごき出します。
⑤ 鍋に牛乳、砂糖、さやごとのバニラビーンズを入れ、火にかけます。沸騰させずに砂糖が完全に溶けるまで温めて、火を止めます。

材料を火にかける

材料を火にかける

⑥ 大きめのボウルに卵を入れ、泡立て器で卵のこしを切るように溶きほぐします。このとき、泡立てないように注意します。
⑦ ボウルに⑤を入れて混ぜます。
⑧ 生地をこし器でこします。

こし器でこす

こし器でこす

⑨ 型に生地を流し入れます。

材料を型に入れる

生地を型に入れる


焼く

⑩ 型を天版やバットに乗せ、熱湯を高さ2㎝くらいまで注ぎ入れます。予熱したオーブンに入れ、150度で25分、140度で45分焼きます。*蒸し器でも作れます。ふたはふきんで包み、お湯をわかして蒸気が揚がったら⑨を入れ、ふたを少しずらして強火で2~3分、中火で12~13分蒸します。
⑪ 焼き上がったら粗熱をとり、ラップをして冷蔵庫で半日から一晩冷やし固めます。

型から抜く

⑫ 型から抜きます。指先かスプーンで型と生地の間を押して一周し、空気を入れます。竹串を使って空気を入れてもOKです。

生地と型の間に空気を入れる

生地と型の間に空気を入れる

⑬ 皿の上に型を逆さにして置き、しっかりと押さえて強く振り、型からそっとはずします。

型からはずす

型からはずす

素朴なおいしさのプリンの出来上がり

出来上がったプリン

出来上がったプリン

できあがったプリンを試食。ん!おいしい!思わず夫に写真付きで「プリン、おいしい。売れるレベル(笑)」とメール。仕事中の夫は「すぐ食べに帰りたい」と返信あり。

メールのやりとりを楽しんだ後、ニヤニヤして食べていたのだが、ふと思い出がよみがえってきた。私が小さかった頃、熱が出て食欲がないと、母はよくプリンを買ってくれた。普段は甘いものをあまり食べさせてもらえなかったので、とても嬉しかった記憶がある。

また子どもと一緒にプリン焼こう。最近、あまり一緒に遊ぶ時間がなかったから、きっと喜んでくれるよね。

*この記事は、月刊誌『食べもの文化』に連載していた記事をリライトして掲載しています。