うみそだて大学、ティア氏による特別講演が終了しました

2019年9月28日、うみそだて大学第9回講座・特別公演「世界一子どもが幸せな国オランダに学ぶ出産と子育て-What can we learn about birth and parenting from Netherland, a country with the world’s happiest children. 」を開催いたしましたので、ご報告いたします。

講師は、Thea van Tuyl(ティア ヴァン タウル)氏。弊社初となる、海外から講師を招いての講座となりました。

特別公演の様子

主催者挨拶のあと、早速特別公演です。

主催者あいさつ
主催者あいさつ

印象に残った部分を箇条書きにしてみます。

・オランダをはじめ、多くの国では、様々な立場のひとが出産準備教育をしている(例:ヨガの先生、ジムのトレーナーなど)
・オランダでは、健康な経過であれば病院、バースセンター、自宅を自分で選ぶ(日本でも病院・助産院・自宅と選べるが、オランダではもっと主体的に自分はどこで産みたいかを考え、選択している印象を受けた)
・パートナーの妊娠・出産・産後の関わり方
・クラームゾルフとは?その料金と保険との関係
・オランダの助産師、助産師教育と出産での立場について
・現在のオランダの産休・育休について
・2020年施行される新しい法律で男性の育休期間が増え、有給になった

オランダの出産事情について、丁寧に話してくださるティアさん

なかなか聞く機会のないオランダの出産事情、具体的なところまでティアさんからお聞きできて、とても勉強になりました。オランダには、基本的人権や人への尊厳などが当たり前にあるのだなあと感じました。

オランダと日本を比較することで、オランダのよさ、日本の制度の素晴らしさ、足りないところなどなどが、浮かび上がったような気がしています。

終了後に記念撮影
終了後に記念撮影

ランチ

講座終了後、ティアさんとパートナーと、会場参加者でランチに行きました。

ここでもご飯を食べながら、いろいろなお話ができましたよ。

為せば成る

英語の先生のお力を借りながら、メールで日程調整や講座内容について話し合ったり、自分にとっても会社にとっても、チャレンジでしたが、無事終わって、ホッとしています。

これも、コーディネイトしてくださったドゥーラシップジャパンの方々、いつもメール作成をしてくださった英語の先生の渡辺真里さんなどなど、多くの方々にご協力いただいたおかげです。ありがとうございました。

そして、自分が英語がほとんどできなくても、どうやったらいいかわからなくても、そこに意志や熱い思いがあれば、それに呼応するように協力が得られて、成し遂げることができる。そんな経験ができたように思います。

弊社の次の講座は、11月14日ー17日に開催するDONA認定産後ドゥーラワークショップです。こちらもアメリカから講師を招きます。こちらもドキドキしながら準備中です。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。