大学院に入る前といまの時点で変わったこと

先日、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科のイベント「ソーシャルデザインフェス」に行ってきました。

少しですが、買い出しや設営の準備も手伝うことができて、よかったです。

会場設営前に、記念写真

当日のことを、自分用のメモも兼ねて、記事にまとめます。

大学院に入る前といまの時点で変わったこと

セッションで「大学院に入る前といまを比べて、変わったことは?」という問いがありました。

第二部の一コマ 亀井善太郎教授と同級生たち

テーブルごとに一人発言しなくてはならず、なぜか私が発言することに。その時「仕事に自信がなかったけど、自信が持てるようになった」という内容の発言をしました。

なぜか発言することに
なぜか発言することに

うまく話せなかったような気がするので、補足します。

仕事に自信が持てるようになった

産後ドゥーラという仕事を通じて、妊産婦さんのサポートをすることで、役に立っている現場感覚は確実にありました。しかし「少子化が改善するわけでもないし、サポートできる人数は限られているし、意味があるのだろうか?」「妊産婦の人数は、人口の1%に満たない。そんな分野で社会の役に立つのだろうか?」という疑問もありました。

しかし、年代も国籍もバックグラウンドも課題意識もさまざまな同級生、上級生と下級生、先生方と接するうちに「私は私がやりたいことをやっていいんだ。妊産婦さんのために、私ができることをやっていけばいい」と思えるようになりました。

そして、修士論文の調査や執筆を通じて、私のやっていることは、社会的に意義があるということに確信をもち、仕事に自信が持てるようになったのです。

イベント終了後に、まだ変化した部分がある気がして、自分なりに考えてみました。

以前より人前で話すことができるようになった

今でもあまり好きではありませんが、大学院に行ってから、人前で話すことができるようになりました。

授業では、グループワークがあったり、当てられて発言しなくてはいけなかったり、授業内でプレゼン発表があったりと、とにかく考えて発言するという機会が多くありました。

ある会に行った時、持参した料理の説明をした以外に一言も発言しなくて、驚かれたことがあります。そのくらい、人前で話すことが好きではないし、苦手だったのです。

しかし、いまでは時々ですが「話すのが上手ですね」と言われるようになりました。これも、大学院に鍛えられたおかげです。

「自分には知らないことがたくさんある」を認められるようになった

人との関わりや授業で、世の中わかったような気になっていたけど、まだまだ知らないことがたくさんあるし、何もわかっていないんだな、と認めることができるようになりました。

時間の使い方が変わった

大学院時代は、時間との真剣勝負のような日々でした。

平日夜・週2〜3回と土曜日丸一日の授業、会社経営、子どもの保育園の送り迎え、幾ばくかの家事。その合間を縫って、授業の課題図書を読んだり、レポートを書いたり、論文に取り組んだり。もう1度やれといわれても、できる気がしません。

あまりに時間が足りなかったので、自然と優先順位をつけられるようになりました。時間の使い方も上手くなったような気がします。そして、タスクが大量にあっても、前より動じなくなりました。

多様なつながりができた

大学院に進学するまでは、どうしても、同じ職業、同じ趣味、同じ子どもの保護者、経営者という同じ立場という人と知り合うことが多かったですし、それは仕方のないことだと思います。

しかし、大学院では20代から60代まで幅広い年代、留学生、職業もいままでの経験もさまざま。そんな人たちと知り合え、授業や論文で助け合ったり、ディスカッションしたりしました。

そんな人とつながりができたのは、私にとって貴重な体験でした。

居心地のよさ、そして悪さ

安心で安全で、どんな意見をいってもいい、教授も院生もある意味対等な関係で対話することができる、という居心地のよさがあります。

その反面、「あなたはどう思うの?」「あなたはどうしていくの?」と、常に問われ、自分なりの考えをアウトプットしなければならない居心地の悪さ、緊張感のようなものがあります。

こんな感覚も久しぶりで、懐かしく思いました。

立教大学の正門から撮影。院生室のあった建物も入るように撮影した

心に残った言葉

心に残った言葉があったので、記録しておきます。

・深謀遠慮 (しんぼうえんりょ)

・根回しは自分の権力を維持するためではなく、目的を達成するために

・定義したとたんに枠に閉じ込められてしまう

・社会をデザインする営み

・大勢の私

・為政者のいう社会デザインと市民の社会デザイン

・ノンプロフィットのビジネススクール

・誰のためにforでなく、誰と一緒にwithである

・人権意識に裏付けられた真に共生できる市民社会

・テンプレ・マジックワードによる思考停止は避けなければいけない

写真左から、中村陽一教授、北山晴一名誉教授、梅本龍夫特任教授、フェス発案者のAさん
写真左から、中村陽一教授、北山晴一名誉教授、梅本龍夫特任教授、フェス発案者のAさん

次回、また参加したいと思います。

実行委員のみなさま、先生方、そして参加者の方々、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
産後プランニングサービス株式会社代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。