6/15講師紹介ー日本では希少な出産ドゥーラの萩野文氏

第6回のうみそだて大学講師は、萩野文氏。萩野文さんは、出産ドゥーラで、ドゥーラシップジャパンのメンバーです。

ドゥーラとは、他の女性を助ける女性という意味のギリシャ語。現在は、出産前・出産中・出産後の女性に対し、身体的・情緒的な支援を継続して行ない、情報を提供する、出産に関する経験を積んだ女性のことを指します。

日本ではまだ少ない出産ドゥーラですが、萩野さんはその中でも、実際にお産の付き添いをされている出産ドゥーラです。

萩野さんは私の大切な友人。会うとそのあたたかなお人柄に癒されるし、研究熱心な姿勢には尊敬の念を抱いています。

プロフィール 

萩野文さんプロフィール

アメリカで出産ドゥーラに寄り添われてのお産を経験。大切にされることで得られる安心感と自分に湧いてくる力の大きさに心を動かされ、日本にも必要とする人がいると確信し出産ドゥーラになる。

現在は茨城県を中心に、個別に出産準備講座やメール相談、お産の付き添いなどを行っている。

講師からメッセージ

萩野文さんから、メッセージをいただきました。

「私は ドゥーラとして学んでいく過程で、自分が妊娠当時に言葉にできない悩みや思いを抱えていたこと、それを表現する言葉が存在すること、感情を抑えずに出すべきだったことなどに気づき、当時知りたいと思っていた答えをいくつも知りました。

いま困っている妊婦さんたちは、自分の希望がないのでもなく医療任せにしたいのでもなく、ただ知らないだけだと確信しています。知らないから自分の望みを言葉にできないし、望みを言葉にしていいということも、誰からも教わっていないのかもしれません。

だから、お産との向き合い方が変わるかもしれない知識を伝えたくて出産準備講座をしています。

今回の講座では、その一部を皆さんと共有できたらと思っています」

出産ドゥーラから学べる講座は日本ではほとんどなく、大変貴重な機会です。

萩野さんのテクニックを、いっぱい持ち帰っていただきたいです。

第6回うみそだて大学の詳細

【テーマ】陣痛を乗り切るテクニックー「出産」に対するお母さんの不安のケア法を学びませんか?
【内容】
・陣痛についての不安をやわらげる正しい知識の伝え方
・出産時にお母さんが自分で出来るお産テクニックの紹介
・陣痛中のパートナーの役割と、その伝え方(実例) 
・持参すると役立つオススメ品リスト
【講師】講師 萩野文氏(出産ドゥーラ)
【日時】6月15日(土)11:00〜13:00
【場所】10℃AFE 3階イベントスペース
    東京都豊島区高田3丁目12-8 
【受講料】会員の方は無料(会員の受講料は月会費4,320円に含まれる)一般参加6,480円
【定員】会場20名/WEB90名 *会員優先
【お申込み】https://umisodate.jp
*キッズスペース有!赤ちゃん、子ども大歓迎♡

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。