修士論文のアンケート調査に思うこと

先日、Facebookでアンケート調査のご協力のお願いをしました。アンケートのタイトルは、「妊娠・出産体験と産後ケアに関する調査」。このアンケートは、私がいま通っている大学院の修士論文のためのアンケート調査です。

対象者は2015年4月1日から2016年10月30日に出産された女性と限られていて、質問項目は130問でかなりボリュームのあるアンケート。目標は60名。もしかしたら30名くらいしか集まらないんじゃないかと不安もあったのですが、結果は、なんと、158名の方にアンケートに答えていただきました!Facebookのシェアも66件、友人がしてくれた投稿も合わせると、シェアだけで130件以上でした。

アンケートにお答えいただいた方、アンケートを呼びかけてくださった方、シェアしてくださった方、あたたかいお心を寄せてくださった方、本当にありがとうございました。

アンケートの質問項目をご指導いただいた方にご報告したら、「奇跡が起きた!」という言葉が。すごいとは思っていたのですが、やはり奇跡的なことだったのだと認識した次第です。

そして、予想していなかったのですが、直接、また間接的に、多くのメッセージもいただきました。こちらがお願いしているのにもかかわらず「ぜひ協力させてください」「研究が、論文がいいものになりますように」「応援しています」「産後1年をを振り返るいいきっかけとなりました」「会社の理念に共感しました」、産後のしんどかった経験を教えてくださった方などなど、本当にありがたくて、嬉しくて。

他にも「ガイアの夜明けに出た産後ドゥーラの赤星さんですか?」という方もいました。2年半も前の出来事なのに、覚えている方がいるんだとびっくりしたし、嬉かったし、そしてちょっぴり恥ずかしかったです。

研究というものは、多くの方々の善意で成り立っているのですね。だからこそ、恩返しの気持ちで、この研究を社会のために役立てていきたい。研究だけではなく、仕事を通して女性が子どもを産み育てやすい社会に、子どもが生き生きと成長できる社会に、これから産まれてくる子どもが希望を持てる社会にしていきたいと思いました。

そして、多くの方に応援してもらっていることを、再確認する機会にもなりました。まだまだ、やれそうな気がします。やる気がモリモリわいてきましたよ。

大きな気づきが一つあったのですが、長くなるので、次回に続きます。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。