自分の学びから、学びを社会に還元する段階に

調理師試験合格通知がきたと、Facebookが4年前、2013年の出来事を教えてくれました。子どもは2歳、朝4時おきで勉強したと書かれています。

2013年は調理師試験が8月24日で、発酵マイスターの試験と発酵食品研究レポート提出が8月21日、ドゥーラの予約もびっちり。どちらもおろそかにできない試験。結果は、どちらの試験も(おそらくギリギリではあっても)合格しました。

相変わらずの生活をしているな、私はいつも何かにむかってがむしゃらに行動しているなと、この出来事で改めて認識した次第です。

先日、夫に「論文どうしよう。間に合う気がしない」とポツリといったら、「そのセリフ、いつも聞いてる。いつも同じこと言ってる」と言われました。そのあと、「いつも間に合ってるし、合格しているから、大丈夫だよ」とちゃんと(!?)励ましてくれました。

内容は変わっていても、いつも何か学んでいたり、取り組んでいたりして、試験や締め切り、発表などのタイムリミットを、抱えています。

前職の編集者・ライター時代も、常に締め切りがある生活でしたから、ある意味慣れっこ。プレッシャーはありながらも、それを推進力や集中力に変えるように意識しています。

いま取り組んでいるのは、修士論文と会社のもろもろ。どちらもおろそかにできません。

自分の力不足に泣きそうになるけれど、頭が悪くて悔しいけれど、もっと時間がほしくてイライラするけれど、それはそれとして、自分の持てるものを、みんなと一緒に淡々と形にしていくだけだと、いま自分に言い聞かせています。

4年前は資格試験二つで、どちらも自分ための学びでした。しかしいまは、自分の学びを社会に役立てたいという思いでいて、おおげさに言えば、社会に感謝の気持ちで還元したくて、そのためのいろいろなことに取り組んでいます。4年前とは、同じ締め切り、タイムリミットでも、意味合いが違ってきているのを感じます。

4年後はどんなことを感じ、どんな世界に生きているのでしょうか。4年後は、子どもたちの未来のために、少しでもよい社会を残せるために、何かできているのでしょうか。4年後に振り返って、自分が納得できる生き方をしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。