料理上手と思われている私は、料理コンプレックスだった

料理上手と友人・知人に思われている私ですが、実は、数年前まで料理コンプレックスでした。

飲食店を経営する母と、料亭で修業を積んだ兄、父も器用な人で一通りの料理はできるという家庭で育ちました。

父、母、兄、姉、私と5人家族ですが、父、母、兄は調理師免許があり、3人ともフグもうなぎもブリなどの大きな魚もさばけます。一方私は、小さな鯛やアジをさばくので精一杯。1年に1回くらい、練習のために大きなサバをさばくくらいです。

食べることも好き、料理も好き、だけど、私はずっと料理が下手なんだと思っていました。

20年近く一緒に住んでいる夫には、いつも「料理がおいしい」と言われていたのですが、「そうかな? 愛情や感謝からそんな風に言ってくれてるのかな、でも私なんて親や兄に比べたら」なんて思っていました。

ドゥーラになって、家族や友人以外に料理を作る機会も多くなります。マクロビオティック、フレンチ、和食など、勉強を続けます。調理師の免許もとりました。

ここら辺で、どうやら、私は料理が下手ではないらしいと気づきます。

人と話していると、知識も技術も、プロの料理人ほどではないけど、まあまあかもしれない。そんな風に感じることができるようになってきました。

会社設立の報告をした時、友人から「カフェやるの?」と言われました。私がカフェできるくらいの料理レベルだと思ってくれてるんだとびっくりしたし、素直に嬉しかったのを今でも覚えています。

今は、私はもしかしたら料理上手かもしれないと思っています。

でも、上手か下手かは私にとって、重要ではなくなりました。食べるのが好き、料理が好き、料理を作って食べてくれる人が喜んでくれる、それでいいかなと今は思っています。

やっと料理コンプレックスが克服できたのかもしれません。

料理を趣味のように、一生学び続けるのだろうと予想しています。いまは会社経営と大学院に必死で、料理の学びのための時間がとれていませんが、落ち着いたら、また学んでいきたいです。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。