樺沢紫苑著『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』【本の紹介】
いま、私がほしいもの。それは時間です。なぜなら、大学院の修士論文を書きたいから。毎日90分ほど捻出したいのです。
時間術の本は、1冊好きなものがありますが、それ以外読んだ記憶がありません。なので、樺沢紫苑著『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』(大和書房)を読んでみました。
自分も家族も大切にしながら仕事を頑張るための時間術
著者の樺沢紫苑氏は、精神科医。この本を買いた理由を、おわりに(277-278P)で次のように買いています。
「自分」と「家族」を大切にしたうえで、バリバリと仕事を頑張る。そのように日本人が効率的な働き方ができるようになり、結果として病気になる人が一人でも減ることにこの本が役立てるなら、精神科医としてこれ以上の幸せはありません。
そのためにも、まずあなたが、この「神・時間術」を実践して、自分の「自由な時間」と「心と身体の健康」「最高の脳のパフォーマンス」を手に入れてほしいのです。
この部分を読んで、感動しました。時間術というと、時間を効率化してもっと仕事をするためのもの、というイメージがあったのですが、自分も家族も大切にしながらも、バリバリと仕事を頑張ることができたら、なんて素敵なんだろう、自分もそんな風になりたいな、そう思ったのです。
余談ですが、以前、あるイベントに娘と参加した時、樺沢さんもいらっしゃいました。「あ! 樺沢さんだ!!」と思ったけれど、声をかける勇気が出ませんでした。また機会があったら、本の感想をお伝えしつつ、一緒に写真を撮らせてくださいとお願いしてみたいです。
一次元時間術から二次元時間術へ
時間を線のように一次元で捉えるのではなく、面のように二次元で捉えるという考え方は、びっくりしました。
確かに、面で捉えることにり、仕事量を増やすことができます。これなら、仕事をする時間帯に気を配るだけで、仕事量を2倍、3倍に増やすことが、私にもできそうです。
「脳のゴールデンタイム」で時間効率4倍
脳にゴールデンタイムがあるなんて、知りませんでした。
朝は脳が疲れていなくて、脳が非常に整理されている状態なので、脳のパフォーマンスが最高だとのこと。この時間は集中力を要する仕事がよいそうなので、私に置き換えてみると、論文執筆と仕事のアイデア出し、ブログといったところでしょうか。
運動で時間を創出する
「15分の運動で8時間寿命が延びる」という試算が載っています。つまり、寿命を延ばして時間を作り出すという方法です。
最近運動できていなかったので、今後は寿命のためにも、時間のためにも、週1回の運動時間をスケジュールに組み込みます。
結論
この本を読んだ結論は、「私の時間の使い方は、いたるところに改善の余地がある」でした。論文執筆のための90分も、捻出できそうです。いや、もっと時間をつくることができるかもしれません。
裏表紙を見てもらうとわかりますが、ノウハウが満載でした。
時間ができたら、子どもと過ごす時間を増やして、運動の時間も週1回以上確保したいなぁ。
しばらく、この神・時間術を参考に、生産性を高めるチャレンジをしていきたいと思います。
投稿者プロフィール
- 株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。
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