私が会社を作った理由

「なんで会社を作ったんですか?」と、時々聞かれることがあります。いままでは、聞かれた人にだけ答えていましたが、そろそろ、このブログに、私が会社を作った理由を書いておきたいと思います。


産後ドゥーラとしての充実した日々

2013年2月に産後ドゥーラとしてデビューして、それから数々のご家庭のサポートにうかがいました。

ありがたいことに多くのご依頼をいただき、午前午後、月曜日から土曜日、時には夜や日曜日も仕事という状況が続きます。2013年の春は、桜が咲いたのも気付かないほど。夏は座ってお昼ご飯を食べたのが数回で、しかも注文して5分でかきこんで食べる、ほとんどは移動中に歩きながらコンビニおにぎりを食べるという状況でした。

でも、産後ドゥーラとして、妊娠中や産後のお母さんたちの役に立てるのが本当に嬉しかったし、赤ちゃんや上の子どもたちはどの子も可愛いし、なんていい仕事なんだろうと思っていました。

それは予言だった? 二人の女性からの言葉

ドゥーラとして通っていたあるお宅で「赤星さんは将来会社を作りますよ」と言われたことがありました。その時は「えっ?まさか、そんな、会社なんて(笑)。私は一生、産後ドゥーラという職人、のような感じでいたいです」と思っていました。

別のお宅では「赤星さんのやっていることは、株式会社赤星ですね」と言われました。その時も「会社勤めができない人間なので、会社とは縁がないです」と思っていました。

お二人の言葉をすっかり忘れていて、その言葉を思い出したのは、会社設立から数か月経った頃でした。

2014年冬、法人設立を考え始める

そんな感じで産後ドゥーラとして必死に動いていた2014年冬のこと。

個人事業主であるおもしろさを満喫していたと同時に、個人でできることの限界も感じていました。

あんなことがしたい、こんなことがしたい、でもそれは個人やチームでは難しい。どうしても法人としての組織が必要である。私がデビューした当時は10名程度だった産後ドゥーラも、100人を超えたから、そろそろ私が個人として動かなくてもいいかもしれない。

でも、私が会社を作るなんてことができるのだろうか? そんな器が自分にあるだろうか?? お金はどうしよう???

そんなことをグジグジと考えて1か月がたちました。

やっと決意できる

ある時、「40歳を超えて、体が元気で活動的に動ける時間も少なくなってきた。人生は、もうそんなに残されていない。やらなかった後悔のほうが大きいって言うじゃないか。よし、やってみよう」と思いました。

思い返せば、当時、いまは亡き母がガンの闘病中で、余命宣告を受けていたことも影響していたかもしれません。

どの法人形態にするのか

法人の形は一般的に、NPO、一般社団法人、株式会社、合同会社とあります。

いろいろと検討して、最終的に株式会社とすることにしました。これについては、書きたくなったらブログに書きたいと思います。

法人を作る準備をしている間に、母の死、テレビ出演など大きな出来事がありながらも、2015年5月14日、産後プランニングサービス株式会社を登記し、会社が設立されました。

覚悟ができるまで半年

会社を作る前も、できてからも、自分にできるだろうか、自分がやっていいのだろうか、自分に法人の代表の器があるだろうか、人前に出るのが大っ嫌いだけどそうもいかなくなる、そんなことを悩んで悩んで半年。

準備段階でも、設立後も、問題が起きては奇跡的に解決するという出来事が続きました。そして、多くの人が応援してくれました。あれ? これは、もしかしたら、私がやってもいいということなのかな、少しずつ気持ちが動いていきます。

そして、2015年の6月ごろ、やっと、覚悟ができました。

個人事業主時代と、動くお金のケタが違います。1か月の会社の支払いが100万円を超えた最初の時には、ドキドキしました。そんなことに慣れるのにも、時間が必要でした。

借金まみれは困るけれど、会社が失敗してもいい。また裸一貫、出直せばいいだけ。個人事業主のドゥーラに戻ってもいいし、他のことをやってもいい。だから、やれるだけ頑張ってみよう。世の中に必要とされているうちは、法人として存続できるはず。必要なくなれば、閉じればいい。会社を作ること・維持することがゴールではなく、何を成し遂げたいかが重要だ。

いまは、こんな風に思っています。

長くなってしまいました。書いているうちにタイトルと内容が少しずれた気もします。気が向いたら、会社設立にまつわるあれこれを書くかもしれません。読んでくださって、ありがとうございました。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
産後プランニングサービス株式会社代表取締役。保有資格:調理師 食品衛生責任者  一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ 発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。