学校公開と保護者の言葉とわが子の気持ち

わが子が通っている小学校では、学校公開といって、昔でいう授業参観が月1回くらいあります。その学校公開に行けなかった日のこと。

わが子に「あの子のお母さん、いつも来てないよね」と、ある保護者が言っていたのが聞こえたそう。

それを聞いた子どもは、こう思ったそうです。「ふざけるな!私のお母さんは会社の社長で、赤ちゃん産んだお母さんのために頑張ってるんだ!!何も知らないのにそんなこと言うな!!!」と思ったと教えてくれました。

その保護者の言葉が、わが子に向けてではなく、他の子どもに向けてだったかもしれません。子どもの聞き間違いだったかもしれません。真相はわかりません。

でも、子どもって、そういうことは敏感に感じ取ります。そして、わが子に向けた保護者の批判的な気持ちはあったのではないかと思っています。いずれにせよ、子どもがそう感じたことは事実です。

わが子は少し怒っていました。親の仕事を否定されたように感じたのでしょうか?

私はそんな風に思ってくれているんだなぁと、嬉しかったし、感動してちょっと涙が出そうになりました。

その保護者は学校公開は母親が出るものという先入観があるのかもしれませんね。わが家も、夫より時間が自由になる私が出ることが多いですが、母親が出るものと他人に言われるのは気分がよくありませんでした。祖父母でも、おじおばでもいいですよね。事情があって、保護者が誰も来れない子どももいるはず。

私が小学校の時、母に変わって年の離れた姉が来てくれました。すごく嬉しかったのを覚えています。

私が師と慕っている社会起業家のある女性は「参観日なんて、1度も出たことがない」とカラッと言われていて、その言葉になんだか救われた気持ちがしたことがあります。

スケートの様子

スケートに行った時の夫と子どもの様子

保護者会にも行けなかったり、仕事に夢中でうっかり忘れちゃったり、学校公開は年に1回行けるかどうかと、なかなか学校行事には参加できない親ですが、子どもとの時間はなるべくとるようにしています。

まとまらない文章ですが、記録しておきたくて、書きました。

明日も仕事、頑張れそうです。

投稿者プロフィール

赤星由美子
赤星由美子
株式会社ソシエタス代表取締役。調理師/食品衛生責任者/出産ドゥーラ・産後ドゥーラ/発酵プロフェッショナル。さまざまな情報を発信していきます。